白斑は太陽光による日焼けでは治らない!?
お問い合わせ内容を纏めてみると
太陽光で白斑が改善すると思っている人が
非常に多い事に気づきます。
それは半分正解、半分不正解だと思っています。
白斑は太陽光による日焼けでは治らない
半分正解と言っているのは治療によりメラニン色素細胞の
働きが回復しつつある状態であれば日光浴は効果的です。
半分不正解と言っているのはメラニン色素細胞が
尋常性白斑病により正常に働いていない状態で
いくら日光浴をしても周りが黒くなるだけで
余計に白斑部分が目立ってしまうからです。
確かに日光浴によりメラニン色素細胞が
活性化されて復活することもありますが
経験上、日光だけでは復活しない割合の方が高い
のでおすすめしません。
日焼け止めを活用する
そこで活躍するのが日焼け止めです。
私は外出時には一年中塗っています。
だたし、紫外線治療の時はしっかりと
落とさなければならないので、紫外線治療を
受ける日は日焼け止めを塗らずに
日傘やつばの大きい帽子で日焼けを防くようにして下さい。
↓外で作業するときの必需品!
顔全体を優しく包んで日焼けを防ぐ帽子。アウトドアやガーデニングで。
また、日焼け止めはどの製品を使うのが効果的か?
という質問を良く受けますが、日焼け止めに関する
知識をしっかりつけて自分で納得したものを選ぶとよいでしょう。
そこで日焼け止めの基礎知識で参考になる動画を
見つけたので紹介します。
↓因みに私はこれを使っています。
ホワイティシモ byPOLA
塗り方についてのチェックポイント
また塗り方についてのチェックポイントは
化粧水、美容液で肌を整える。
薄くまんべんなく、数回に分けて塗る。
日焼け止め⇒下地⇒ファンデーションの順で塗る。
となります。
厚く塗れば日焼けを防止出来るわけではありません。
丁寧にまんべんなく延ばす事を心がけるようにしてください。
あと、「どこに塗ればいいのか?」という
質問を受けたのでここに書いておきます。
どこに塗ればいいの?
白斑を含め、太陽に当たる場所全部です。
白斑に日焼け止めを塗らずにその周りだけを
器用に塗る人がいますが、塗るときは上手くいっても
日常生活の中でこすれたり、汗で流れたりするので、
あんまり意味がありません。
光線治療を効果的に受けるためにも、
皮膚をベストの状態に保っておく事をお勧めします。